MTカウンセリングの適応症状は森田療法の適応症状と同一になりますが、具体的な症例を下記にご紹介いたします。


適応症状
1.強迫性障害(OCD)、社会不安障害関係
・自分の性格に劣等感を持ってしまう、
・決まった行動パターンでないと落ち着かない、
・赤面の不安のために人前で行動できない、
・仕事や将来に対する不安が強い、
・人前で自分が出せない、
・人と会うのが辛い、
・人前で緊張し構えてしまう、
・人といると疲れる、
・人と会ったあと落ち込んでしまう、
・人の思惑が気になる、
・人前で手が震えてしまう、
・人前で動悸がする、
・人に頼ってしまう(依存心が強い)、
・自分に自信が持てない、
・人の輪に入れない、
・雑念や雑音が気になる、
・人の物を盗んだと疑われるのではないかと心配になる、
・人前でほほが引きつったりして自然に笑えない、
・人前で緊張し汗が異常に出る、
・人の目を見て話せない、
・人の視線が気になってしまう、
・人が信じられない、
・会話の途中でどもってしまう、
・会話が続かない、
・高いところに上れない、
・地震が怖い、など
 
2.不安神経症(パニック障害)関係
・電車や自動車に乗るのが不安である、
・突然の動悸や、息苦しさ、めまい、
・一人になると不安になる、
・発作的に心悸亢進が起こり、今にも心臓麻痺で死ぬのではないかと恐怖におそわれ、医者を呼んだり、救急車を呼んだり大騒ぎをする。
・何回も心電図を取り、異常なしと言われても安心できない。
・いつも不安で家族の者と一緒でないと外出もできない、など
 
3.自律神経失調症関係
・イベントの前日などに落ち着かず胃の調子が悪くなったり眠れなかったりする、
・何時も今夜眠れるかどうかが不安である、
・体調の悪さのため安定剤などの薬に頼ってしまう、
・脱力感、・倦怠感、・肩こり、・慢性的な頭痛や頭重、
・自己嫌悪、
・何度もトイレに行きたくなること、
・目が疲れる、・めまいや耳鳴り、
・少し動くとすぐ疲労して何もできなくなると訴える疲労亢進、
・胃がもたれる、・食べると吐き気がする、
・グウグウ腹が鳴る、
・何事につけても自分が人より劣っていると悩む劣等感、
・身体のいろいろな所の不調を訴える自律神経失調症など 
 
3.うつ状態、PTSD関係
この症状が最近、特に注意を要するものです。
最近、新聞やテレビなどで不況の影響でうつ病やPTSDが増えているとの情報がありますが、病院で、うつ病やPTSDと診断された人の中にも、純粋なうつ病やPTSDではなく、神経症から来るうつ病状態の人がかなり含まれています。
今の精神科の病院などでは、薬物療法が主体になっている関係で、神経症から来るうつ病状態も純粋なうつ病も一緒に扱われていることが多いものです。
そして、このために、本来、薬の力を借りなくても治せる神経症から来るうつ病状態が、かえってこじれてしまっていることが多いのです。
神経症から来るうつ病状態も、純粋なうつ病も、その現れる症状が非常に近いために、専門の先生でも見分けがつかないことが多いのだと思います。
しかし、この見分けをする簡単な方法があります。
それは、下記に示したような神経質性格の特徴を持っているかどうかなのです。
・やる気が起きない、
・将来に対して不安を感じる、
・不眠、・慢性的な頭痛、・手足のしびれ、・倦怠感など、
うつ病の症状を持ち、かつ、
@ 心配性:悲観的で劣等感を持ちやすい傾向がある、
A執着性が強い:物事にこだわりやすく、一つのことが気になると、他に目が行かない傾向がある、
B自己内省性が強い、
C 内向的で優柔不断である、
D 強い欲求を持っている、
E理想主義の傾向がある、
という神経質性格の傾向のある場合。 
 

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