MTカウンセリングは神経症の精神療法として有名な森田療法と心理カウンセリングを融合した新しいタイプのカウンセリングですが、下記に、この詳しい説明をさせていただきます。



カウンセリングの説明
1.従来型森田療法のプラス面とマイナス面
プラス面
@神経症の治療方法として最も効果があると定評の精神療法である。
A直接面接でなくても、本などの文字情報により理解、習得が可能である。
マイナス面
@不問の立場を取るなど、父性的な指導的要素が強い。
A理論が難解(禅など東洋的な思想がベース)なため、一人で理解しようとすると誤解してしまうことが多い。
B治療に時間がかかるため、現在の健康保険制度の元では病院などで実施しにくい。
 
2.従来型心理カウンセリングのプラス面とマイナス面
プラス面
@積極的傾聴、無条件の肯定的配慮など、悩んでいる人の気付きを促進するための手法が豊富である。
A信頼感の元になる、人間対人間の相互理解に大切な考え方が織り込まれている。
マイナス面
@直接会って話をしないと、効果が出にくい。
A神経質性格を持った神経症の人の場合には効果が出ないことが多い。
B治療に時間がかかるため、現在の健康保険制度の元では病院などで実施しにくい。
 
MTカウンセリングは上記の従来型森田療法と心理カウンセリングのプラス面を組み合わせ、森田療法理論(森田理論)の習得(体得)をより容易にしたものです。具体的には下記のようになります。
 
MTカウンセリングのプラス面とマイナス面
プラス面
@心理カウンセリングの手法を用いることで、神経質性格を持った神経症の人の気付きを促進させ、森田理論の理解、習得(体得)が容易になる。
このため、神経症の症状の改善が自分一人で本を読むよりも容易に行われる。
A森田理論の理解が基本であるため、メールのやり取りという間接的な手段でもカウンセリングが可能である。
マイナス面
@一対一のマンツーマン指導になるためカウンセラーの時間的負担が大きい。
A担当するカウンセラーの資質が問われる。
(実際に神経症になった経験がないと適切な指導が難しい。)
Bある程度のカウンセリング期間が必要。
(通常の心理カウンセリングよりは期間がかかりませんが、森田療法の学習という側面が強いために、数ヶ月単位の時間はかかる。)
 

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